道路路面排水計算

道路の路面排水施設の形状決定を実施する際の洪水到達時間のとり方で悩んでいます。
どなた様かご教授ください。

路面排水の流末処理が、対象とする路面流域の最下流から約1Km程度離れているケース
で、路面流域最下流点から、暗渠構造の排水路を採用し流末処理地点の河川まで導水す
る場合です。

降雨強度は近傍観測所の降雨強度式に洪水到達時間を入力して降雨継続時間内の降雨強
度を求めますが、暗渠区間の延長が長いため暗渠流入地点と河川放流地点では洪水到達
時間が、たとえば10分から30分程度あり、このため降雨強度が110mm/hから60mm/h程度と
なります。

降雨継続時間に従い暗渠断面を決定すると、上流で断面が大きく、下流で断面が小さい
くなり、下流に行くに従い断面を絞るようになります。

このようなときに、上流断面の大きい形状のまま、下流まで断面を通すのか、それとも
最下流の洪水到達時間を採用して小さな断面を採用していいものか、暗渠断面が大きく
なるため苦慮しています。よろしくご教授ください。

連結ブロックの中抜きについて

 1)連結ブロック(のり面)を8.0m×7.0m撤去し、地下構造物を製作後埋め戻し、連結ブロックをふっきゅしますが、連結線下方はテイカウエイルドで接続の予定ですが、上部の既設ブロックの処はどのように接続するのでしょうか。また左右の既設ブロックとの連結は土のように行うのでしょうか。

透水性舗装について

東京都江東区では、雨水流出抑制対策として、透水性舗装や、浸透ますの設置を行っていますが、江東区のような地盤の低いところでは、無理だと思います。お金をかける意味が無い。地下水位は高いし、第一、護岸で囲われているだけで、GLがAP±0.0mです。満潮時には、水面はAP+2.0〜2.5m程度となる。最近のゲリラ豪雨で何とか対策を、と上からの命令で、何かやった、というアリバイ作りでしょうが、納税者としては我慢なりません。土木工学的に言って、このような工事は何か意味はあるのでしょうか。どなたか、ご意見を。

セミナー「景観色彩計画の実際」

◆色研セミナー【景観色彩計画の実際】
「景観三法」の施行により、全国で視環境を整備していく動きが活発になってきました。
都市景観の中の住宅やビル、自然景観の中に建つ構造物、広告物や看板、これらは「形状」や「材質感」とともに、「色彩」の扱い方次第で評価が変わります。
このセミナーでは、景観のカラープランニングとコントロールの手法について具体的事例をご紹介しながら演習を交えて分かりやすく解説いたします。

主催:財団法人日本色彩研究所 http://www.jcri.jp/index.html
開催日時:7月16日(金) 10:00〜16:45
会場:霞会館((財)麻布研修センター)  東京都港区西麻布3−2−32
受講費:一般31,500(税込)
詳細: http://www.jcri.jp/seminar/2010/colorplan/colorplan-1.htm
お申込はHPより  http://www.jcri.jp/seminar/2010/colorplan/colorplan-1.htm
問い合わせ先:(財)日本色彩研究所 セミナー担当
TEL:048-794-3817
e-mail:seminar.info@jcri.jp

教員公募

和歌山大学システム工学部では、現在、環境システム学科に所属する専任教員(2分野、各1名)を募集しております。適任者の応募、推薦をお願いいたします。

○募集教員
1.教授1名(都市計画、地域計画、都市デザイン)
2.教授または准教授1名(建築設計、環境デザイン、建築構法)
○着任予定日
平成23年4月1日
○応募締切日
平成22年9月30日(木)必着

詳細は、以下のHPをご覧下さい。
http://www.sys.wakayama-u.ac.jp/es/event/koubo20100525/koubo.html

○問合せ先
〒640-8510 和歌山市栄谷930
和歌山大学システム工学部環境システム学科 学科長 足立啓 宛
電話・FAX:073-457-8354
E-mail:kei@center.wakayama-u.ac.jp

歴史的用水国際シンポジウムin金沢のご案内

金沢市では標記シンポジウムを10月14〜15日に金沢市文化ホールで開催致します。
詳しくは以下のアドレスにアクセスして下さい。
http://www4.city.kanazawa.lg.jp/11104/bunkazaimain/yosuisympo_j.html
開催趣旨は以下の通りです。
「金沢は緑成す山や台地、二つの清い川が織りなす自然地形に恵まれ、江戸時代は
国内屈指の城下町として繁栄し、「加賀宝生」、「茶道」、「金箔」、「漆器」な
ど「伝統文化・伝統工芸」の技に恵まれる中、戦災や大きな災害を免れ、近代的都
市景観の中に風情豊かなまちなみが残る独特の輝きを放つまちです。
 兼六園、金沢城跡、辰巳用水や惣構跡をはじめとする多くの歴史遺産が今なお残
る本市は、平成21年(2009年)1月に「歴史都市」第1号に認定され、また本年2月
には金沢城跡周辺などの区域が「重要文化的景観」の選定を受けましたが、江戸時
代に築かれた用水はそれらの重要な構成要素となっています。
 市内に残る用水はその数55、総延長は約150kmにも及びます。今年2月に国
史跡に指定された辰巳用水をはじめとする歴史的用水は、今もなお、まちなかを巡
って、郊外の水田地帯を潤し、市民の生活と農業を支えています。
 このように、「用水のまち」とも呼ばれる金沢において、都市と水とのつながり
を伝統・文化・気候の観点から捉え、海外の研究者も交えて研究・議論を深め、都
市水利の国際的な考察の場をここ金沢で形成します。用水が街と一体となった文化
景観についての比較文化的観点も学び、用水の価値と保全、次代への継承を認識し、
報告する場とします。是非、ご参加くださいますようご案内いたします。」

堤防開削について

出水期に砂防河川の掘り込み工事を行う際、既設の堤防を開削して施工する必要があるのですが、河川の掘り込み工事であるため、施工後に既設堤防を現状通りには戻しません。
この場合、建設省通達の仮締切設置基準(案)にある「堤防開削」に該当しますでしょうか?

なお、既設堤防を開削する長さは約60m、既設堤防を開削した後に新たな河道を掘り込むため、河道と堤内地との間に構造物が存在しない期間が発生します。

「ダム工学会 第4回 語りべの会」のご案内

ダム工学会では「語りべの会」の参加者を募集しています。
第4回となる今回は、東京大学名誉教授の高橋裕氏、近畿大学准教授の岡田昌彰氏を語りべにお迎えし、日本の近代化や発展に大きな役割を果たした土木偉人、土木遺産に関するお話をお聞きします。
ダム工学会会員以外の方も参加可能ですので是非ご参加ください。

【開催内容】
 日時  平成22年1月18日(月)14:00〜
 場所  東京大学本郷キャンパス 山上会館 大会議室
 講演1 「永田 年(すすむ)と佐久間ダム」
      語りべ 東京大学名誉教授 高橋 裕 氏
 講演2 「水利土木遺産を見る」
      (函館市・笹流ダム、松江・千本堰堤、金沢・末浄水場など)
      語りべ 近畿大学准教授 岡田 昌彰 氏

【詳細な開催内容・申込書】
 ダム工学会 第4回「語りべの会」開催のお知らせ
 http://www.jsde.jp/kassei/kassei_H21kataribe-annai.htm

【本件に関する問い合わせ・申込先】
 (財)ダム技術センター内 ダム工学会 若手の会
 下岡 哲也(したおか てつや)
 TEL:03-5815−4161、FAX:03-5815-4162
 E-MAIL:damko_wakate@jdec.or.jp

飽和雨量の設定について

初めて投稿します。
素人質問で申し訳ないのですが、飽和雨量について質問があります。
借用した資料を2,3種類見たのですが、小流域の木村の貯留関数法で、
Rsa=∞と表記されているのですが、
計算上、Rsa=500?として計算しています。
このRsa=500?の根拠がわかりません。
第4紀火山岩流域としても、280〜430?となっています。
Rsaを計画降雨以上に設定すれば、
結果は変わらないのですが、その場合、問題はあるのでしょうか。
また、Rsaを計画降雨より小さく設定した場合、
流量が大きくなりますが、それが、
過大かどうかを判定する方法等あるのでしょうか。
よろしくお願いいたします。

八ッ場ダム事業に科学的な議論を

新政権が発足し、マニュフェストに基づき、川辺川ダム、八ッ場ダムの事業中止をするという。
内閣、大臣、マスコミ、地元関係者、環境団体など入り乱れての論争が始まっている。
ここでは八ッ場ダムを話題にしたい。
土木技術者ではあるもののダムについて十分な情報を持ち合わせていない者ではあるが、
同じ土木技術者が長年かかって進めてきた事業の意義に関して関心を寄せざるをえない。
以下もし関係者の方でお答えがいただければと思う。
同じように思っておれれる方は多いのではないだろうか?

(1)八ッ場ダムは具体的にどのような効果を持っているのか?
 さらに具体的に、何トンの洪水調節効果を有するのか?
 また、何トンの利水効果を有し、またどの都県がそれぞれ何トンの利用を考えているのか?
 これらは事務所のホームページを見ても解決できませんでした。暫定水利権と
言われても門外漢には意味不明です。
(2)法律に基づき行われている事業を、国会の議決なしに、しかも緊急の中止理由なしに、
内閣が勝手に中止できるのか?
 もしこれが可能なら、あらゆる国の事業は政権交代の度に変更の恐れがあり、
個人として、生活設計にリスクが伴うので用地提供などに協力不可能になるのではないか?

他にも疑問はありますが、科学的な議論の出発点として是非情報を提供ください。
残念ながら、WEBで調べても、きわめて政治的な扱いか、部分的な説明で、
事業の必要性の科学的根拠も、
中止の法的妥当性も確認できませんでしたのでよろしくお願いします。