平成21年度京都大学防災研究所共同研究集会「台風研究会」のご案内

平成21年度京都大学防災研究所共同研究集会「台風研究会」のご案内

「台風災害の歴史と教訓 −伊勢湾台風から50年−」

本年は伊勢湾台風から50年の節目を迎える年であります。台風は最も激しい気象
擾乱であり、今日に至ってもなお、日本を含めた世界各地に顕著な災害をもたら
します。特に、最近のバングラデシュやミャンマーにおけるサイクロン災害に見
られるように発展途上国での被害は依然として甚大です。伊勢湾台風による被災
から50年を経て、改めて過去の教訓を学びながら台風研究の歴史をひもとき、最
新の観測手法・予報技術や被害の軽減対策など、総合的に台風研究の議論を行い、
世界各地での風水害の最大の原因である台風を再認識することが大切だと言えま
す。さらに、今日的な課題である台風に対する地球温暖化の影響をも話題として、
将来の台風の予知・予測に向けた議論も必要です。本研究集会は、このような台
風や気象災害の基礎から応用面での研究・調査に携わる関連分野の研究者・技術
者が知見を持ち寄り、異分野間の交流を促進し、今後の台風対策についての議論
を行うことを目的としています。

研究代表者 : 佐々 浩司(高知大学 理学部)
防災研担当者: 竹見 哲也(京都大学 防災研究所 気象・水象災害研究部門)
        林  泰一(京都大学 防災研究所 流域災害研究センター)

主催:京都大学防災研究所

日時:平成21年9月17日(木)・18日(金)
場所:京都大学生存圏研究所木質ホール(JR奈良線黄檗駅下車、徒歩約10分)

●講演ご希望の方は、平成21年7月24日(金)までに、以下の例に従い、演題、
発表者などを下記へご連絡ください。旅費の支給をご希望の方はその旨もお知ら
せください。なお、旅費支給は、講演者を優先いたします。また、旅費支給の希
望人数に応じて額の調整をいたします。
●参加のみご希望の方も同様に、平成21年8月31日(金)までにお申し込みくだ
さい。

申し込み先:高知大学・佐々浩司  sassa@kochi-u.ac.jp
●なお、報告書作成のため、講演者の方には後日4ページ程度の講演要旨の提出
をお願いいたします。
●住所をお知らせいただければ、後日報告書を送付いたします。
=======================参加票例(講演希望の場合)======================

  講演者:     竹見哲也(*)・佐々浩司 (発表者に*をつける)

  講演タイトル:  台風の構造について

  講演希望時間帯: いつでも可(9月17日午後、9月18日午前・午後の講演の希望を記入)

   ※講演プログラム作成上、必ずしもご希望に沿えない可能性がありますので、ご了承ください。

  懇親会:     参加する (懇親会は9月17日の講演後に予定しています。)
発表者所属機関等

    京都大学 防災研究所 気象・水象災害研究部門
郵便番号: 611-0011
住所: 宇治市 五ケ庄
e-mail: typh00n@tenki.dpr1.kyotodaigaku.ac.jp

 
以下、旅費希望の方(公務員・国立大学法人教職員の場合)

      職名:   准教授

      旅行区間: 東京−京都

      旅行期間: (平成21年9月17-18日のようにご希望をお書きください。)

以下、旅費希望の方(私立大学・民間等の研究者・大学院生の場合)

      職名:     研究員

      自宅郵便番号: 154-0013

      自宅住所:   東京都世田谷区駒沢公園1-1

      旅行区間:   東京−京都

      旅行期間:   (平成21年9月17-18日のようにご希望をお書きください。)

※出張依頼状が必要な方は、上記に加えて
 依頼状の宛名(所属・肩書き・氏名)
 依頼状の送付先(事務担当者の住所・所属・氏名)
についてもお知らせください。なお、同一所属機関の方が複数申し込まれた場合
には、事務手続きの都合で同じ方に依頼状を発送させていただきます。
=======================参加票例(参加のみの場合)======================

  氏名:  竹見哲也

  懇親会: 参加 (あるいは、参加しない)

  所属機関学部学科名、または部課名:

        京都大学 防災研究所 気象・水象災害研究部門

  所属機関郵便番号: 611-0011

  所属機関住所: 宇治市 五ケ庄

  e-mail: typh00n@tenki.dpr1.kyotodaigaku.ac.jp
====================================================================

重力式擁壁の拡幅

既設重力式擁壁(無筋)にコンクリート(無筋)を腹付し断面の拡幅を行って落石防護柵を設置したいのですが、新旧コンクリートの接触面はアンカー等の合成鉄筋は必要なのでしょうか?
せん断力はほぼないと思われるため。チッピング、吸水による処理だけでよいのでしょうか?

【開催案内】防災科学技術研究所 第6回成果発表会(3/17)

土木学会のみなさま

 関口(防災科研)です。

 独立行政法人・防災科学技術研究所は、下記により、第6回成果発表会を開催しますのでご案内いたします。
 成果発表会では、昨年各地に被害をもたらしたゲリラ豪雨や岩手・宮城内陸地震など、自然災害に関する最近の主な研究成果について、一般の方にも、分かりやすく紹介します。
  また、ポスターや大型ディスプレーを用いて、最新の研究成果や取り組み状況について御紹介いたします。
 さらに、立命館大学の土岐憲三教授より、「文化遺産の防災に関わる研究と事業展開の現状」について特別に御講演をいただく予定です。

                 記

  1.名称: 防災科学技術研究所 第6回成果発表会
  2.日時: 平成21年3月17日(火) 13:00〜17:55 (参加費:無料)

   3. 会場: 東京国際フォーラムB5ホール (JR有楽町駅より徒歩1分)
         東京都千代田区丸の内3−5−1 
            TEL: 03-5221-9000
        URL: http://www.t-i-forum.co.jp
  4.プログラム、交流会のご案内、参加申込み等

              URL: http://www.bosai.go.jp/

【開催案内】防災研究フォーラム第7回シンポジウム

 防災研究フォーラム第7回シンポジウムを下記のように開催いたしますので、ご案内します。なお、3月6日には見学会もあります。

1.行事名: 防災研究フォーラム第7回シンポジウム
        〜アジア型巨大災害に挑む〜
2.主 催: 防災研究フォーラム
3.日 時: 2009年3月7日(土) 10:30〜17:30
4.場 所: 京都大学宇治キャンパス 木質ホール
5.プログラム・参加申込み・見学会等
   https://www2.bosai.go.jp/dprf/ をご覧下さい。

 

中小建設業のBCP入門セミナー

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 首都直下地震等の大地震が発生した場合,直ちにその復旧・復興の任にあたるのが,我々建設業界です.その建設業界自身が地震により,大きいダメージを受けて,事業を継続できなくなるということは許されません.
 災害時の企業の事業継続力をアップするためには,BCP(事業継続計画)が必要となります.しかし,中小建設業において,BCPの策定が遅れています.
 そこで,土木学会が,その良質や情報を提供する社会貢献事業の一環として,中小建設業の事業者を念頭においたBCP入門セミナーを開催することといたしました.

[日 時] 平成21年2月24日(火) 17:30〜19:30
[場 所] 土木学会講堂(定員100名)
       東京都新宿区1丁目外堀公園内
       TEL 03-3355-3441,FAX 03-5379-2769
[主 催] 社団法人土木学会
[後 援] 国土交通省関東地方整備局
[協 賛] 社団法人全国建設業協会
[CPD単位] 2単位

[プログラム]
 17:30〜17:40 開会挨拶 後藤洋三(防災企画推進小委員会委員長)
 17:40〜18:10 関東地方整備局によるBCP普及の取り組み
           戸倉健司(関東地方整備局企画部防災課長)
 18:10〜19:10 中小建設業におけるBCP
           丸谷浩明(財団法人建設経済研究所研究理事,
                  NPO法人事業継続推進機構理事長)
 19:10〜19:30 質疑応答

[参加費] 1,000円 (当日受付にてお支払い下さい)

[参加申込方法]
  webまたはFAXでお申し込みできます.
  webの場合は,下記サイトからお申し込み下さい.
  http://www.cvl.gunma-ct.ac.jp/~mikami/drpp/5_event.html
  FAXの場合は,上記サイトから用紙をダウンロードし,
  03-3355-5278にお申し込み下さい.

[参加申込締切] 平成21年2月17日(火)
         ※定員になり次第,締め切ります.
[問い合わせ先]
  土木学会 事務局研究事業課 富田(03-3355-3559)

キックオフシンポジウム「リスク評価に基づく道路構造物・ネットワークの耐震設計に向けて」のご案内

 地震工学委員会耐震基準小委員会内に「経済性照査WG」が設置され,平成16年度−19年度の3ヶ年にわたって活動を続けてきました.本WGは,道路構造物の耐震性設計におけるレベル1及びレベル2地震動という2種類の設計外力を用いた設計における考え方を「安全性照査」及び「経済性照査」という概念を用いることでより合理的な設計を行うための技術開発及び設計プロセスデザインを意図したものであり,土木計画学研究委員会からも数名の委員が参加することにより,地震工学と土木計画学の垣根を越えた新しい設計プロセスについての詳細な検討がなされました.3年間の成果は平成20年3月に土木学会地震工学委員会から「経済性照査に基づく新しい耐震設計法の実施に向けての検討−経済性照査ワーキング活動報告書−」として刊行されています.その結果,道路ネットワークの耐震性に関する計画立案の必要性,道路ネットワークの耐震性能を与件とした道路構造物の耐震設計法の確立などが焦眉の課題であることが明らかとなりました.このような残された課題を解決するため,地震工学委員会と土木計画学委員会で合同小委員会を設立することを含めて,今後の研究体制を模索しているところです.
 本シンポジウムでは,経済性照査WGの活動報告を行い,今後の課題について議論を深め,地震工学と土木計画学の更なる連携体制の確立を目指したいと考えております.皆様におかれましては、ご多用中誠に恐縮ではございますが、ご参加賜り今後の連携研究の発展にご協力頂くよう,お願い申し上げます.

  記

開催日時: 平成21年1月26日(月)13時00分〜17時15分
開催場所: (社)土木学会 講堂 http://www.jsce.or.jp/contact/map.shtml
主 催: 土木学会地震工学委員会(耐震基準小委員会)
協 力: 土木計画学研究委員会
参加費: 無料
資 料:下のURLのファイルをWG活動報告に用います(当日配布は行いません).
http://www.jsce.or.jp/committee/eec2/taishin/keizaisei-wg/keizaisei-wg-report.pdf
プログラム:
13:00〜13:40 趣旨説明:
  なぜいま地震工学委員会と土木計画学委員会の連携が必要か? 多々納裕一(京都大学)
  道路政策担当者から見た両委員会連携への期待 小路泰広(国土技術政策総合研究所)
13:40〜15:30  第1部 経済性照査WG活動報告
  経済性照査導入の背景 澤田純男(京都大学)

            入力地震動の評価法  安中 正(東電設計)

            構造物の損傷評価   中村 晋(日本大学)

            LCC分析の方法    朝倉康夫(神戸大学)
15:45〜17:15 第2部 パネル討論会「地震工学と土木計画学の更なる連携を目指して」

            コーディネータ: 多々納裕一・京都大学

            パネリスト 澤田純男(京都大学)

                                                安中 正(東電設計)

                                                中村 晋(日本大学)

                                                石川 裕(清水建設)

                                                朝倉康夫(神戸大学)

                                                小路泰広(国土技術政策総合研究所)

地震防災研修ならびに教育に対する「講師登録」のお願い

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地震工学委員会防災企画推進小委員会(委員長:後藤洋三)は,地震と防災に関する
知見を社会に広く普及させることを目的として,2008年4月から活動を行っています.

1.地域住民,企業,自治体等に対する地震防災に関する研修会,講習会の企画と講師派遣
2.学校での地震防災教育に対する支援活動
3.企業・自治体などにおける地震防災計画の企画支援
4.地震防災に関わる研究成果の実務への橋渡し支援
5.地域防災計画や地震防災技術の評価の支援
6.開発途上国における地震防災技術普及の支援
7.防災教育メニューとマニュアルの整備,事例集,小道具・教材の整備

 対象とする方々は,お子様からお年寄りまで,またPTA,町内会,消防団などの集まり
からNPO,自治体,企業の集まりまでです.また教育の手伝いであれば小学校から大学
まで,防災に関わることであれば何でも相談に乗っていくというスタンスです.
 講師派遣は,原則ボランティアとして対応いたしますが,交通費などの実費は,派遣先に
負担して頂くことを基本としております. 
 この活動にご賛同頂き,下記のサイトに従って必要事項をご記入頂き、講師登録をして頂く
ようにお願い申し上げます.

[登録方法] 防災企画推進小委員会ウェブサイト「講師登録」ページ
      (http://www.cvl.gunma-ct.ac.jp/~mikami/drpp/3_registration.html)
      をご覧下さい.

「地震と防災に関する勉強会,研修会,イベントをお手伝いします」

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 土木学会地震工学委員会防災企画推進小委員会は,ご専門でない方が地震と防災を
勉強される際や,防災のための教育・訓練などを企画する際にご相談に乗り,講師を
派遣してその実施をお手伝いします.

[対象] お子様からお年寄りまで,PTA,町内会,消防団などの集まりからNPO,
     自治体,企業などの集まりまで,学校であれば小学校から大学まで.
[内容] 防災ゲームや防災マップ作り、地震と防災に関する勉強会や講演会,
     防災イベント,BCP研修などの企画案のご紹介と講師の派遣.
[講師] ご要望に応じて関連の学協会やNPOの中から適任者を選定し,派遣します.
[費用] 原則ボランティアとして対応しますが,交通費などの実費は負担して頂く
     ことを基本とします.
[詳細] ウェブサイト(http://www.cvl.gunma-ct.ac.jp/~mikami/drpp/)をご覧下さい.

ダム下流河川の水位上昇量について

ダムの下流河道で水位上昇量を検討する場合、「ダム放流警報システム計画・設計指針(案)、昭和62年3月制定」を参考にされているかと思います。その際に水位上昇量の目安となる値は『30分間に30cm〜50cmの水位上昇』(通常、30分間に30cmの水位上昇。)ですが、この数字が設定された背景・根拠の情報をお持ちの方がございましたらお教え頂きたく思います。
私のイメージでは、「人が河川内から河岸まで上がるのに約30分要し、そのとき30cm程度の水位上昇であればなんとか水の中を歩ける」あるいは「放流警報準備に30分を要し、そのとき30cm程度の水位上昇であればなんとか水の中を歩ける」かと考えております。
以上よろしくお願いします。

吹付法枠と現場打ち法枠の使い分け

グランドアンカー付き吹付法枠と現場打ち法枠の使い分けで、明快に説明してある文献はありますか。
道路土工−のり面工・斜面安定工指針 などでは、フローチャートで同じ欄に入っています。
型枠の設置の適否やコンクリート打設方法などの施工性の問題で使い分けると思いますが、基準書に書いてあると説明しやすいです。
部材断面も現場打ち枠では高強度のコンクリート(24N/mm2)等が使え、断面が小さくなる可能性もあります。

また、吹付枠のコンクリート(モルタル)の設計基準強度は、15N/mm2か18N/mm2のどちらが主流ですか。

以上 2点について指南願います。