『地盤遺産シンポジウム』の開催のご案内

本シンポジウムは、地盤が深くかかわる自然・文化遺産を社会に紹介し、理解を深めるために、地盤遺産の多い大阪で開催を実施する。狭山池、八田與一の台湾烏山頭ダム、堺市に最近構築された土塔ピラミッドなど興味ある講演を予定している。

主催  地盤工学会 ATC19国内委員会
共催  地盤工学会関東支部 江戸期以降の土木史跡の地盤工学的分析・評価に関する研究委員会(土木史跡委員会)
後援  日本イコモス国内委員会  公益社団法人日本ユネスコ協会連盟協賛  一般社団法人日本応用地質学会関西支部

日 時 : 平成26年2月4日(火),5日(水)  (4日にシンポジウム,5日に見学会)
場 所 : 建設交流館(大阪市西区立売堀2丁目1番2号)ほか 
申込み締切:平成26年1月15日 (水)

○シンポジウム
日 時:平成26年2月4日(火)9:30-17:00 (受付9:00~、交流懇親会17:30~)
場 所:建設交流館8階グリーンホール
参加費:シンポジウム参加費 無料 / シンポジウム講演集 2,000円程度 / 交流懇親会参加費  4,000円(フリードリンク)

○地盤遺跡見学会(堺市土塔,狭山池など)
日  時:平成26年2月5日(水)10:00~16:00(予定)
集合場所:大阪市内 *調整中
参 加 費:約2000円(交通費バス代・保険代等)

▼プログラムならびに参加申込み方法等、詳細はこちら
https://www.jiban.or.jp/index.php?option=com_content&view=article&id=15…

「築土構木」と土木の関係について情報提供ください。

近年、土木の説明に、淮南子にある「築土構木」が引用されることが多くなりました。
土木学会100周年を控えて、土木の歴史にも関心が寄せられているようです。

ところで、「築土構木」という言葉がいつごろから土木界で引用されたのか、土木学会事務局で調べてみました。
土木学会関係の文献で最初に現れたのは、1975年10月の関西支部の支部便りに掲載された、近藤泰夫氏の論説です。
ただし近藤氏も「土木の字句の発想は中国に著作された漢書淮南子にみられる「築土構木」を出典とするという。」ということで、伝聞とされています。
土木学会誌を遡ると、大正5年ごろ土木の改名論がありますが、「築土構木」は出てきません。
もちろん、土木という文言は古くから使われていて、中国では紀元前から、日本でも平安時代の文章には出てきます。
このころは、当然ながら現代の土木と建築を合わせたような構築といった概念です。
土木の由来が淮南子であるなしにかかわらず、淮南子の文章は土木の心を格調高く説明していますので、説明文として引用することは可能でしょう。

結局私たちの調べた範囲では、土木の「築土構木」由来説は1975年までしか遡れていません。
どなたか、「築土構木」を最初に紹介された文献をご存じないでしょうか?

型枠の脱形時期および埋め戻し時期

表題についてですが、

土木の共通仕様書に、受注者は、コンクリートがその自重及び施工中に加わる荷重を受けるのに必要な強度に達す
るまで、型枠・支保を取外してはならない。

とありますが、ここでいう必要な強度とは、設計基準強度を指しているのでしょうか?型枠の脱形に必要な強度でしょうか?
コンクリート標準示方書には脱形に必要な強度は載っているので、後者だととれるような気もしますが、施工中に加わる荷重を受けるのに必要な強度とありますので・・・・
前者となると設計基準強度発現するまで脱形できないとなります。
また、コンクリート構造物(現場打擁壁から大型カルバート等大きなものから小さなものまでありますが)の埋め戻し時期は設計基準強度がでなければ行えないのでしょうか?

参考文献等踏まえて教えて頂けると幸いです。

シンポジウム「日本を元気に!熱血土木談義」開催のお知らせ

わが国の社会基盤を支える土木事業の重要性、将来像、方向性、ならびに土木事業が地域に果たす役割について考えるシンポジウムを開催します。

日 時:平成23年3月9日(金)13:00~17:50
会 場:長崎大学文教キャンパス中部講堂(長崎市文教町1-14)
対 象:一般市民、建設・設計業関係者、国・自治体職員、学生
定 員:300名
参加費:無料
備 考:CPD認定プログラム

<特別講演>
『「活力ある九州」の実現に向けた社会資本整備』
  桒野 修司 氏(国土交通省九州地方整備局 企画部 技術調整管理官)
『公共事業が日本を救う~今こそ,「レジリエンス」ある国づくりを~』
  藤井 聡 氏(京都大学大学院 都市社会工学専攻 教授)

<パネルディスカッション>
パネリスト:
 桒野 修司 氏(国土交通省九州地方整備局 企画部 技術調整管理官)
 藤井 聡 氏(京都大学大学院 都市社会工学専攻 教授)
 細田 暁 氏(横浜国立大学大学院 都市イノベーション研究院 准教授)
 田村 隆弘 氏(徳山工業高等専門学校 土木建築工学科 教授)
 谷村 隆三 氏((社)長崎県建設業協会 会長)
 松田 浩(長崎大学 副学長)
モデリスト:
 夛田 彰秀(長崎大学 教授)

詳細・申込み:
http://ilem.eng.nagasaki-u.ac.jp/michimori/

問合せ:
長崎大学大学院工学研究科インフラ長寿命化センター
TEL:095-819-2880 FAX:095-819-2879
E-mail: michimori@ml.nagasaki-u.ac.jp

土木研究所新技術セミナー開催のご案内

土木研究所の新技術のうちコスト縮減や工期短縮等の効果が高く、活用のニーズが高いと思われるものについて、その技術分野の最新の動向等を講演するとともに、適用するために必要な技術情報等を提供するものです。今回は、土砂災害に関する技術をテーマとして開催致します。

奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。

開催日 :平成24年2月1日(木) (受付12:30~)
会 場 :砂防会館 別館 六甲会議室(3階) 東京都千代田区平河町2-7-5
定員  :70名
申込期限:定員になり次第、締切りとさせて頂きます 。
参加費 :無料
主催  :独立行政法人土木研究所
後援  :社団法人建設コンサルタンツ協会、社団法人全国治水砂防協会(予定)
     社団法人地すべり学会(予定)、社団法人砂防学会
その他 : 土木学会認定CPDプログラム 認定番号JSCE11-0935(3.8単位)

講演会プログラム:
【土砂災害に関する技術】
13:00~13:05 開会挨拶
13:05~13:45 講演 「大規模斜面崩壊・火山噴火による土砂災害と緊急対応」
        土砂管理研究グループ長 小山内 信智
13:45~14:30 新技術講習①「滑車機構を用いた斜面の多点変位計測技術」
        ~センサーの個数を半減させ、安全・確実に斜面変状を計測できる技術~
        土質・振動チーム 主任研究員 加藤 俊二
14:30~15:15 新技術講習②「加熱式地下水検層法」
        ~食塩を使わず、高精度に地下水流動層を検出する技術~
        雪崩・地すべり研究センター 総括主任研究員 丸山 清輝
15:15~15:30 休憩
15:30~16:15 新技術講習③「地すべりのすべり面形状推定技術」
        ~地表面変位ベクトルの計測のみで迅速にすべり面形状を推定する技術~
        地すべりチーム 主任研究員 石田 孝司
16:15~17:00 新技術講習④「既設アンカー緊張力モニタリングシステム」
        ~既設アンカーに荷重計を取り付け、緊張力をモニタリングする技術~
        地すべりチーム 研究員 阿部 大志

お問い合わせ先: 独立行政法人土木研究所 技術推進本部
(TEL:029-879-6800 直通、FAX:029-879-6732、e-mail:suishin@pwri.go.jp
※会場へのお問い合せは、ご遠慮頂きますようお願い致します。

土研新技術セミナーの情報、お申し込みは下記の土木研究所 ホームページのURLからお願い致します。
http://www.pwri.go.jp/jpn/news/2012/0201/seminar.html