組立鉄筋にエポキシ鉄筋を使用する場合について

橋梁上部工の施工において、床版の鉄筋純かぶりが35?となっており、正当な根拠がない限りこの間にはエポキシ樹脂塗装鉄筋だとしても組立鉄筋は入れてはならないとの指示を発注者から受けました。
コンクリート道路橋施工便覧によれば、「施工上、止むを得ずかぶり部分に組立て用鉄筋を配置する場合は、エポキシ樹脂塗装鉄筋を用いる等の対処が必要である。」(平成10年1月版245ページ)とありますが、この止むを得ずとはどのような状況を示すのでしょうか。
他の現場では、組立鉄筋の純かぶりを35?にして有効高さを変えた形状で構造計算をし直しているということを耳にしました。このような対処方法しかないのでしょうか。
また、組立筋代わりに何かいい施工方法があれば教えてください。

ジョイントグラウティング

ダム工事における収縮継目の施工のうち,ジョイントグラウティングについて簡単にご教授願います.また,インターネットで閲覧可能な図解付きの書籍等があれば紹介ください.よろしくお願いします.

プラントにおけるコンクリートのスランプ管理について

配合30-12-20(高性能AE減水剤)の生コンを打設中です。
現場でスランプが12cmになる様にプラントでは13.5cmで管理しているとのこと。
この場合、スランプの管理値は13.5cm±2.5となり15cmでもOKということなのでしょうか?

垂らし幅?

平成17年度一級土木管理技士学科試験−問題A−No23に次の文章がありました。
「すり付け工の横断方向の施工幅は,最低限の法覆工及び天端工の範囲を含め,また,法尻の侵食を防止できるよう河床面に適切な垂らし幅を確保する。」
後輩から「垂らし幅」って何ですか?との質問に答えられませんでした。ご存じの方がおられましたら、ご教授願います。

橋台パラペットに発生した縦ひび割れ

逆T式橋台H=10.4m、B=11.41m 杭基礎の、パラペット(h=2.1m、t=0.5m)の中央付近に型枠ピーコンに沿って縦クラックが、生コン打設、脱型後40日くらいで発見?されました。
最大ひび割れ幅は0.15mm、ほとんどが0.1mm以下の微細なものです。
このクラックの位置には落橋防止アンカーボルトの箱抜き穴(Φ75VP)があり、クラック幅はこの穴の位置で最大となっています。
パラペット背面には踏み掛け版の受台(0.50m厚)があるのですが、クラックは同様にピーコン沿いに発生しています。
パラペット天端は二次コン打設のため、整形はされていません。クラックは天端面にもあり、背面側へ伸びています。
クラックは他の同様のヶ所には発生していません。最上部のピーコンは打設天端面から0.15m下がりの位置にあります。
私の所見としては、乾燥収縮により拘束力の強い中央部付近に内部応力が集中し、箱抜き穴と縦一列に並んだピーコン部が:どうしても締め固めとかコンクリートの充填が他に比べ弱点となりやすい:狙われ、クラックが発生したものと推定したのですが。いわゆる誘発目地的な役割を担ったのではないでしょうか。
生コン打設から脱型までは5日、養生はシート防護 加熱養生(+5℃以上)7日間実施、その後冬季自然養生中です。
背面盛土は軽量盛土のため整形中であり、土圧は作用していません。
対策工としては、クラック注入(エポキシ系:変位に追随しやすい)と表面浸透性防水材の塗布を選定したいと考えています。
以上です。宜しく皆さんのご意見をいただきたいと思います。

海水中の鉄筋コンクリートの防錆

海水の感潮帯において、現場打ちの水中コンクリートで鉄筋コンクリート構造物を築造する場合、鉄筋は防錆処理(例えばエポキシ塗装鉄筋を採用)をする必要がありますでしょうか。また、干潮時に打設するのであれば、鉄筋の水洗い(満潮時に付着した塩分の除去)も必要ないのでしょうか。