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羽田空港再拡張に3000億円の民間資金

国土交通省は7月30日,羽田空港の再拡張事業のうち,ターミナルや管制塔などの施設をPFI方式で整備する方針を固めました。PFIによる事業規模は3,000億円とされ,9,000億円と見込まれていた公共事業費を6,000億円まで減らせるということです。

 ・平成15年7月31日 日本経済新聞[注1] 「羽田再拡張に民間資金,PFIで3000億円・国交省」

参考リンク: 国土交通省 羽田空港再拡張及び首都圏第3空港への取り組み

注1: 「記事検索」で“羽田再拡張に民間資金”を検索して表示可

首都・阪神高速道路が距離制料金に

国土交通省は7月29日,首都高速道路と阪神高速道路の通行料金を,定額制から利用距離に応じて支払う方式に,平成16年度から段階的に移行する方針を固めました。

第一段階では,平成16年度にETC利用車を対象に,首都高速の高井戸〜永福などの特定区間や,乗り継ぎ制の対象区間を増やすことが検討されています。第二段階では,ETC利用車は距離制に,未利用車は定額制にと,混在させる見込みです。

平成12年11月の道路審議会答申では,5年後(平成17年度)をめどに首都高速などをETC車の限定利用とし,距離制料金に全面移行するよう求めていました。

 ・平成15年7月29日 産経新聞[注1] 「首都・阪神高速,距離制料金に 04年度から段階移行」
注1: 「記事検索」で“距離制料金”を検索して表示可

「宮城県北部地震調査団」派遣

土木学会災害緊急対応部門は、2003年7月26日未明に宮城県北部で発生した強い地震の被害に関する調査団派遣を決定。
なお、今後は土木学会、地盤工学会と合同で調査を8月2日に行う予定。
調査速報は、学会誌およびホームページ http://www.jsce.or.jp/report/ にて報告の予定。

「九州北部,中部の豪雨による災害調査団」派遣

 平成15年7月25日、土木学会災害緊急対応部門は、九州北部,中部の豪雨災害に関する調査団派遣を決定。
 調査速報は、学会誌およびホームページ http://www.jsce.or.jp/report/ にて報告の予定。(災害直後よりそれぞれのメンバーによって先行調査継続中)。なお、今後は土木学会、地盤工学会による共同で調査を近日中に行う予定。

東京らしいみどりをつくる新戦略

東京都は7月25日,「東京がめざす新しい公園緑地のあり方」について,中間報告を発表しました。

東京がめざす新しい公園緑地のあり方について」の中間報告の公表と都民意見の募集について

報道発表資料: 東京らしいみどりをつくる新戦略 中間報告
「第3章 東京がめざすべきみどりの構造」の中では,ゾーン別の誘導方針として,「外かく環状道路や幹線道路ネットワークの整備効果を活かし,将来的には環状7号線,環状8号線で車線を極力減じ,緑地帯の創出を図る」,「中央防波堤内側にスケールメリットを活かした大規模海上公園を整備する」など,大胆な提言が行われています。
以下,ホームページから引用

「東京がめざす新しい公園緑地のあり方」について、平成14年12月、知事から東京都都市計画審議会に諮問し、同審議会に公園緑地調査特別委員会が設置され、専門的見地から調査、検討が進められています。

そこでこの度、この「東京がめざす新しい公園緑地のあり方」に対するご意見・ご提案を、広く都民の皆さんからいただくため、中間報告が公表されました。 

この中間報告には、公共と民間、都民・NPOなどが連携して取り組むべき施策など、東京の今後の緑施策についての考え方などがまとめられています。

たくさんのご意見・ご提案をお待ちしています。

雨・雷接近情報を無料で知らせてくれるサービスが始まったようです。

 東京電力(株)の観測システムにより提供された情報を元に作成した「雨量・雷観測情報」を株式会社パワードコムがインターネットに公開しています。
 最近、このサービスに「雨・雷お知らせくん(試用版)」(東京電力(株)が開発し、このサイトから無料で配布しているソフトウェア)をインストールすることにより、web上に表示された情報(雨量、落雷、雷雲)の画像ファイルを自動的に取得し、任意に設定した場所に雷や雨が発生した場合、パソコンのスピーカからお知らせ音を鳴らし、画面にポップアップで表示し、さらに外部端子に接続されたランプなどを点灯させることができる内容が追加されました。

 東京電力(株)の保有する観測システムを利用していることから関東地方の各県に静岡、新潟、福島県を加えた限定された地域の情報ではありますが、面白い試みなので紹介します。

 詳細は、東京電力(株)のホームページ(http://www.tepco.co.jp/)から「雨量・雷観測情報」のボタン(右列の下)をクリック(http://www.thunder.ne.jp/)してください。

練り混ぜ水の水質試験

土木学会基準 JSCE-B 101 で練り混ぜ水の水質試験の規定がありますが、JISでは水素イオン濃度と空気量の増分の試験項目がありません。土木学会基準で、この2項目を試験するのはなぜですか?また、この2項目が規格値から外れると、コンクリートの品質にどう影響しますか?

トークサロン 第3回 −オランダモデルについて−

1.日 時 : 2003年9月29日(月)18:00〜20:00
2.講 師 : 拓殖大学国際開発学部教授 長坂寿久
3.テーマ : 「オランダモデル」について
       〜〜「政府=企業=NGO」3者の合意形成システム
             の構築をめざして〜〜 20世紀に、私たちは民主主義を追求してきました。しかし、民主主義は導入したからといって、うまく機能するものではないことを経験してきました。「民主主義の赤字」を修正し、よりよく機能させるための補完システムの導入が必要となっています。それが「政府=企業=NGO」3者の合意によって経済社会を運営していく新しい合意形成システムです。2000年のシドニー・オリンピックは最初からNGOが企画に参加して進められた世界で最初のオリンピックで、「グリーンゲーム」と呼ばれました。国際オリンピック委員会はグリーンゲーム方式を誘致条件とし、北京も同様の方式によって申請し、指名されました。オランダは昔から、3者の合意によって経済社会運営を行ってきた国であり、オランダ型ワークシェアリングも同様でした(NGOの部分が労働組合)。3者による合意システムの構築は、21世紀の世界の課題であり、世界はすでに着々とその方向に向かって進んでいることをご紹介し、日本の現状について考えてみたいと思います。
                           進行:企画委員会前幹事長
                               林 良嗣(名古屋大学教授)
    
4.場 所 : 土木学会(〒160-0004 新宿区四谷一丁目外濠公園内)
5.申込方法: 参加ご希望の方は、下記様式にご記入の上、
       申込先あてFAXまたはE-Mailにてお申し込みください。
       但し、定員となり次第締切とさせていただきます
6.参加費 : 2000円(軽食と飲み物代、当日受付で申受けます)
7.申込先および問合せ先:
   (社)土木学会事務局企画広報室「土木学会トークサロン」係
    TEL:03-3355-3433/FAX:03-5379-2769/E-Mail:inf@jsce.or.jp