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結論から申し上げますと、**技術的に可能です。** このような勾配を徐々に変化させる区間のことを、土木用語で「すりつけ区間」(または変化区間)と呼びます。
ただし、施工にあたってはいくつか注意すべきポイントと、構造上の検討が必要になります。
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### 1. 勾配変化のイメージ
10mの間に勾配を $1:1.0$(45度)から $1:0.5$(約63.4度)へ変化させる場合、ブロックの据え付け角度を少しずつひねりながら調整していくことになります。
* **1:1.0側:** 比較的緩やかで、安定性が高い。
* **1:0.5側:** かなり急勾配。自立性が求められるため、背面のコンクリート(裏込め)や基礎の補強が重要。
### 2. 施工上の留意点
* **ブロックの選定**
一般的な平ブロックでは、勾配が変わる接合部に隙間(目地)が生じやすくなります。隙間が大きくなると、そこから背面の土砂が吸い出されるリスクがあるため、「自在目地」に対応したブロックや、現場打ちコンクリートでの調整が必要になるケースが多いです。
* **「ひねり」の処理**
勾配が変わるということは、法面(斜面)がねじれる形状になります。10mという距離があれば比較的スムーズに変化させられますが、ブロックの角が飛び出さないよう、職人さんの手腕(据付精度)が問われます。
* **基礎工の変化**
勾配が変わると、法尻(下の部分)にかかる荷重の方向や大きさも変わります。1:0.5側は垂直に近くなる分、基礎をより強固にする、あるいは根固めをしっかり行うといった設計変更が伴うのが一般的です。
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### 3. 設計・基準の確認
河川改修の場合、その河川を管理する自治体や国の「設計指針」に従う必要があります。
* **変化率の妥当性:** 10mでこれだけの勾配変化を設けることが、水理的(水の流れを乱さないか)に許容されるかを確認します。
* **安定計算:** 特に $1:0.5$ の区間において、ブロックの滑動や転倒に対する安全率が確保されているかの再計算が必要です。