新耐震基準(昭和56年)に関する質問

昨今、地震が頻発しておりますが、現在の耐震基準は、1981年(昭和56年)にできたもので、「新耐震基準」と呼ばれていて、現在建物はこの新耐震基準にそって建てられていると聞いております。

私の勤務する会社は、「昭和56年9月定礎」の品川区上大崎にあります8階建てのビルですが、
上記の”新耐震基準”に添った建物と考えて間違いないのでしょうか?

「新耐震基準」は1981年の何月に制定されたものでしょうか?

また、「1981年1月定礎」と「1981年1月完成」のどちらも、”新耐震基準”に添った建物といえるのでしょうか?

よろしく、ご回答下さいます様お願い申し上げます。

国際防災・人道支援フォーラム2005のご案内

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 国際防災・人道支援協議会(DRA)と兵庫県は、平成16年2月8日(日)神戸国際会議場において、「大災害を語り継ぐ」をテーマに「国際防災・人道支援フォーラム2004」を開催し、フォーラム参加者と国際防災・人道支援協議会構成員は、総意の下でこのフォーラムの成果を「議長サマリー」としてとりまとめ、特に市民レベルで「大災害を語り継ぐ」ことの重要性や有効性について国際社会へ提言を行った。
 こうした流れをふまえ、様々な市民レベルでの国際平和や国際防災協力活動への思い、市民ひとり一人が大災害の経験を風化させることなく「語り継ぐ」ことの重要性を確認するため、2005年1月の国連防災世界会議における、阪神・淡路大震災総合フォーラムのオープニングとして「ピース・トーク・マラソンin兵庫〜1人ひとりにできること。1人のためにできること。〜with国際防災・人道支援フォーラム2005〜大災害を語り継ぐ〜」を開催します。

1 日 時  平成17年1月18日(火)
        会場13:30 開演14:00 終演18:00
2 場 所  ポートピアホテル ポートピアホール
        (〒650-0046 神戸市中央区港島中町6-10-1)
3 内 容  ・様々な市民レベルでの国際平和や国際防災協力活動への思い、
        市民ひとり一人が大災害の経験を風化させることなく
        「語り継ぐ」ことの重要性を確認する。
       ・平和と国際協力、防災をテーマとしたパネルディスカッション。
       ・出演者は、藤原紀香(女優)、山口一史(元ラジオ関西社長)等。
       ・日英同時通訳。入場無料。事前申し込み要。
       ・詳細については、国際防災・人道支援協議会の新着情報をご覧下さい。
4 主 催  国際協力機構(JICA)、
       国際防災・人道支援協議会(事務局:人と防災未来センター)等
5 申込先  神戸新聞社広告局業務推進部「ピース・トーク・マラソン」係
       問い合わせは、TEL 078-362-7077(平日10:00-17:00)
       郵便番号、住所(入場券送付先)、氏名、性別、年齢、電話番号、
       職業をお書きのうえ、ハガキ、FAX、または、電子メールの
       いずれかの方法でお申し込みください。
       締め切り、平成17年1月7日(金)消印有効。定員600名。
       ● ハガキ 〒650-8571(住所不要)
       ● FAX 078-361-7802(24時間受付)
       ● 電子メール k-ad@kobe-np.co.jp
       応募者多数の場合は抽選となります。
       参加者には、折り返し、「入場券」をお送り致します。
       当日受付にて「入場券」をご提示の上、ご入場いただきます。

新潟県中越地震第二次調査団プレス説明会

新潟県中越地震第二次調査団プレス説明会を12月16日(木)に開催致しますので,ご興味のある方はご参加頂くようお願い申し上げます.
ご出席の折は、ご面倒でも下記担当者あてご連絡下さいますようお願いいたします。
なお、今回の報告書は土木学会のホームページに掲載されております。
1.日 時:平成16年12月16日(木)13時〜14時
2.会 場:土木学会AB会議室
3.出席者:家田団長ほか
4.内 容:調査活動を踏まえ、例えば、新幹線の脱線対策として何をすべきか?、
      多発した土構造物被害に備えどんな補強対策を行うべきか?、山間地の
      防災体制はどのようなものであるべきか?、わが国の原風景ともいうべき
      山古志村などをどう復興するか?などについて、具体的な提言を行います。
      HPに掲載した提言文書を説明するほか、ビジュアルな図表などを準備する
      予定です。
5.問合先:土木学会国際室 柳川博之
          TEL 03-3355-3452 FAX 03-5379-2769
          E-mail yanagawa@jsce.or.jp

  ☆土木学会・新潟県中越地震関連HP
    http://www.jsce.or.jp/report/32/index.html

中越地震「調査結果と緊急提言」の公表

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先日(2004年12月10日)、土木学会・平成16年新潟県中越地震災害緊急調査団のページ平成16 年 新潟県中越地震 社会基盤システムの被害等に関する総合調査「調査結果と緊急提言」I 報告・提言編(pdf)が公表されました。

中身を読んでみると、大規模な地すべり、新幹線の営業車両の脱線、低密度・高齢化地域の被災、行政・NPOの活動など、土木構造物に関する被災報告だけではなく災害マネジメントの状況まで調査してあり、緊急報告として網羅的な報告かつ充実した報告内容になっています。

2章では何がどのように壊れたか、どのように問題が発生しているのか、などがわかりやすく書かれています。テレビ・新聞で断片的に報道されるものよりもわかりやすく、また、今後の資料ではGIS情報として情報提供されるようです。
あわせて、3章では今後の設計における安全対策についての緊急提言がまとめられています。

被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、このような緊急提言をまとめられた会員諸氏のご尽力に敬意を表します。

中越地震緊急災害調査団速報会のお知らせ

一般会員,市民を対象とした緊急特別講演会として
土木学会関東支部が新潟県中越地震災害調査団速報会を開催するようです。
河川関係を中心とした被害調査報告という副題がついており、
現場写真などを使って最新の状況が報告されるとおもわれます。
お時間のある方はお立ち寄りください。

詳しくは以下のとおりです。
土木学会関東支部
新潟県中越地震緊急災害調査団
速報会
−河川関係を中心とした被害調査報告−
主 催:土木学会関東支部
後 援:中央大学理工学研究所
日 時:2004年12月14日(火) 15:00〜18:00
場 所:中央大学理工学部キャンパス 5号館5534教室
定 員:500名  入場無料
申込先:土木学会関東支部事務局へ電子メールで

「山古志村における中越地震の地形学的側面 (速報)」
                       中央大学教授 鈴木隆介
「新潟県中越地震 地盤被害の実態」
                       中央大学教授 國生剛治
土木学会関東支部 新潟県中越地震調査団 速報
 (1)砂防関係報告
                      早稲田大学教授 関根 正人
                    東京農工大学助教授 石川 芳治
 (2)構造物関係報告
                    東京都立大学助教授 野上 邦栄
 (3)危機管理関係報告
                      防衛大学校教授 香月 智

シンポジウム「阪神・淡路から何を学ぶか:人と防災未来センター専任研究員の視点から」

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阪神・淡路大震災とは何であったのか、そして次の巨大災害に向けて必要とされることは何かについて、公開の場で率直かつ真剣な議論を行うことを目的としています。阪神・淡路地域の期待を背負った人と防災未来センターが、今後の社会に向けて何を発信してゆくべきか、市民の皆様と共に考えるきっかけとなれば幸いです。
入場無料。事前申し込み不要。当日、直接会場へお越し下さい。
詳細は、http://www.dri.ne.jp/html/ind2.htmlをご覧下さい。

(日時)平成16年12月10日(金)14:00〜16:00
(場所)神戸市勤労会館2階多目的室(神戸市中央区雲井通5-1-2)
(出演者)
 コーディネーター 林 敏彦(人と防災未来センター上級研究員/放送大学教授)
 パネリスト    越山 健治(人と防災未来センター専任研究員)
          越村 俊一(人と防災未来センター専任研究員)
          永松 伸吾(人と防災未来センター専任研究員)
          菅 磨志保(人と防災未来センター専任研究員)
          秦 康範(人と防災未来センター専任研究員)
          福留 邦洋(人と防災未来センター専任研究員)
(問い合わせ先)
人と防災未来センター 事業課 東井(あずまい)
TEL 078-262-5068
FAX 078-262-5082
Email azumaiy@dri.ne.jp

のり面工・斜面安定工指針での調査方法について

一応、土木技術者のはしくれなのですが、のり面工・斜面安定工指針の付録の頁で、風化が速い岩ののり面勾配と言うことで土壌硬度により、二次的変化の岩質区分を算出する事によって、過去に切取りした実績により、適正のり面勾配と高さが決定出来るような方法があるようなのですが、その式中の条件で a:表層軟化帯の厚さ(cm) となっていますが、この軟化帯の厚さの調査方法をどなたかご存じないでしょうか? 書籍等があれば是非ご紹介ください、また簡易的でも、一般に、こんな方法でも調査されていますよ、と言う調査方法があれば教えて頂きたいのです、どうかよろしくお願いします。

今夕のNHK「クローズアップ現代」放送情報

 本日、10月25日(月)の「クローズアップ現代」(NHK,東京で1チャンネル)19:30〜20:00において、平成16年新潟県中越地震(特に新幹線)のことが放送され、土木学会災害緊急調査団(小長井一男団長)の活動なども取り上げられる予定です。是非、ご覧下さい。

「平成16年新潟県中越地震」に対する第1次調査団の派遣について

 土木学会(会長 森地 茂)は、2004年10月23日夕刻に新潟県中越地方で発生した強い地震の被害に関して、(社)地盤工学会と協力して調査を行なうこととし、団長以下が現地調査を開始した。 今後はこの調査団を拡充し、土木施設等の被災状況、その原因および関連事象の調査・分析を実施して、今後の地震防災・減災と科学技術上の知見に資することとしている。
 調査速報は、ホームページおよび学会誌にて報告の予定。

1.団員構成
    (氏 名)   (所 属)         (専門分野)
団 長:小長井一男 東京大学生産技術研究所 教授   耐震構造学
副団長:大塚  悟 長岡技術科学大学 助教授     防災工学・地震工学
団 員:後藤 洋三 (独)防災科学技術研究所 
           川崎ラボラトリー所長      地震防災工学
    国生 剛治 中央大学 教授           地震地盤工学
    海野 隆哉 長岡技術科学大学 教授      防災設計工学(鉄道)
    澤田 純男 京都大学防災研究所 助教授    地震工学
    本田 利器 京都大学防災研究所 助手     地震工学
    高橋 良和 京都大学 助手          地震工学
   (団員名は、順不同。10月24日時点での構成であり順次拡充の予定)

2.取材窓口
  小長井 (大学電話) 03−5452−6142
      (携帯電話)090−1040−1271

3.速報会等
 調査速報は、順次土木学会ホームぺージ(http://www.jsce.or.jp)および学会誌に発表する予定。
 速報会の日時、二次調査団等については未定。

4.土木学会の窓口は、下記へお願いします。
   総務課長 竹田 office@jsce.or.jp
  企画広報室長補佐 石郷岡 inf@jsce.or.jp

(2004年10月24日発表)

土木学会・平成16年10月台風23号災害緊急調査団派遣について

土木学会では、このたびの台風23号による災害について、以下のとおり災害緊急調査団を派遣する運びとなりました.

1.目的
平成16年10月20日から21日未明にかけて、日本列島を縦断した大型の台風23号は、九州、中国、四国、近畿、東海地方を中心に土砂崩れや河川の氾濫などの被害をもたらした。
特に兵庫県豊岡市では市内を流れる円山川の堤防が決壊し、泥を含んだ水が大量に流れ出して1,000世帯以上が水に浸かった。また京都府舞鶴市でも国道175号線一帯が水に浸かるなど、甚大な被害を発生させた。
土木学会では、井上和也京都大学教授を団長とする、土木学会台風23号災害緊急調査団を組織して総合的な災害調査に当たる。
本調査では、今回の洪水発生のメカニズム、防災施設の状況、避難体制の実態なども踏まえ、学術的視野に立ってこれらを明らかにし、今後の防災対策等に資する事を目的とする。

2.調査地域、報告会など
 兵庫県豊岡市、京都府舞鶴市での災害を中心として調査を行う。現時点では、中間報告ならびに速報会の日時は未定。

3.調査団長等
団 長 井上和也 京都大学防災研究所教授(河川工学)
副団長 戸田圭一 京都大学防災研究所教授(都市耐水・水工設計学)
副団長 中川 一 京都大学防災研究所教授(土砂水理学)

当面、取材等は副団長の戸田教授へお願いします。
電話番号 大学:0774−38−4136
       携帯:090−7760−0526

4.土木学会の窓口は、下記へお願いします。
   総務課長 竹田 office@jsce.or.jp
   企画広報室長補佐 石郷岡 inf@jsce.or.jp