路床の強度確認(CBR)

前略 農道の施工にあたり、路床(埋戻)の改良(石灰系)を行っております。
この配合量は、設計CBRを満たすよう室内CBR試験により決定しているのですが、施工後に設計強度が確保されているか確認を行いたいと考えております。
この確認方法として、当初現場CBRを考えていたのですが、現場CBRの値と室内CBRの値を直接比較して良いのか(室内CBR≠現場CBRであるため)悩んでおります。
文献等読んでおりますと、現場CBRからその地点のCBRを推定するためには、乱さない試料にて水浸試験を行う必要があるといった記述がある(農水省設計基準「農道」)一方で、土木施工管理基準(道路工)では、試験項目として現場CBRが記載されております。

路床の強度確認を行う場合、室内試験が必要なのでしょうか。もし、現場CBRで構わないのであれば、目安といったものはあるのでしょうか。または、プルフローリング試験で十分なのでしょうか。

初歩的な質問で誠に恐縮ですが、アドバイスの程、宜しくお願い申し上げます。

立坑背面の地盤改良に関して

シールド機推進の際に、立坑背面の地耐力がシールド機の推進力より少ない場合は、立坑背面を地盤改良すると思いますが、当初薬液注入工法で考えていたのですが、必要な地帯力を確保できなかったので高圧噴射工法での改良を考えております。
 その際の改良厚の算出方法ですが、受働土圧の強化における必要厚は、薬液注入工法と同様(不足地耐力÷増加粘着力)の算出できるかと思いますが、この改良体自体が推力をかけた際に、曲げやせん断に対して持つかどうかの検討方法みたいなものがあるのでしょうか。
 計算方法及び参考文献等もあれば一緒に教えて頂きたいと思います。宜しくお願いします。

温度変化の影響による基礎の安定性照査

3径間連続鋼ラーメンの歩道橋を対象とした杭基礎の照査について悩んでおります。
アドバイス頂けますと助かります。

道路橋示方書によると温度変化の影響によって基礎は不安定にはならないと考えられることから,基礎本体部材の安全性の照査のみを行えばよい場合が多いと示されております。
今回対象としている構造が,ラーメン構造ですので基礎の安定性(水平変位の照査)を照査することが望ましのでしょうか。その際,荷重の組合せとして風時と温度変化時も考えられますが,この組み合わせにおいても,基礎の安定性(水平変位の照査)を照査しておく必要がありますか。

現在,温度変化の影響を考慮した場合の水平変位で決まっているので,特に温度変化による基礎の安定性(水平変位)の照査を省略できれば,非常に合理的な基礎径となります。

【補足】
基礎径はφ2000の単杭を採用してます
杭体の部材照査は,温度変化の影響を含めた各荷重の組合せについて実施してます

基礎地盤の支持力

 ボックスカルバートの基礎地盤支持力は、国土交通省の通達で安全率3を見込まないとなっている地方があると思われますが、道路土工ボックスカルバート工指針にはそのような記載は見あたりません。国土交通省通達には 「ただし基礎地盤面を平板載荷試験にて確認が必要」となっています。平板載荷試験にて基礎地盤面を確認すれば県及び市町村道下に埋設可能でしょうか?

粒度分布を調べたい

建設汚泥のリサイクル方法を考えており、日本全国の代表的な土質の分布表を10種類位、探しています。(関東であれば関東ローム層などですが、代表的なものです)
土粒子の粒径による分級を考えているため、できるだけ、詳しい粒度分布の資料がほしいのです。
100μm以下が、10μm刻みぐらいでしれべられれば、大丈夫なのですが。
私があまりこの分野に明るくないため、千石の地盤工学会の図書館にもいってみたのですが、探し出せませんでした。
現在のところ、沈降分析の粒度曲線より読み取る方法しかないのかと考えています。
土質の本など、全国の土質の粒度分布表などが出ているものはないでしょうか?
よろしくお願いいたします

L型擁壁の地盤摩擦係数について

以前にL型擁壁の基礎底面における摩擦係数について質疑応答がありましたが、擁壁本体もしくは基礎コンクリートを構築する地盤が粘性土の場合に、コンクリートと地盤の間に基礎材として栗石や砕石等を挟めば、この栗石や砕石を基礎底面の内部摩擦角として採用してもよいのでしょうか?また、一般的な基礎材の厚み20cm程度ではどのような影響があるのでしょうか?道路土工においては、基礎材の施工によって摩擦係数を考慮しているように思われるのですが・・・。ご教授のほどよろしくお願いします。

柱状改良後の摩擦係数

教えてください。
粘性土の地盤にL型擁壁工を設置する事になりましたが、現状では支持力も摩擦係数も規定の数値を満たしていないため、柱状改良をする事になりました。
柱状改良をした後の支持力や摩擦係数の算定の仕方というものが有るのでしょうか?
行政の方からは工事終了後に、根拠となる資料を提出せよとの指導があり、
その改良方法で条件を満たしているかどうかを判定するとの事です。
調査の仕方が甘いかもしれませんが、どなたか算定方法、もしくは条件を満たしている事実が明白となる資料がどのようなものか、ご存じの方がいらっしゃれば
ぜひ御教授願いたいと考えております。
どうか宜しくお願い致します。

軽石層の圧密試験について

ある現場で、今市軽石層が出ており、圧密沈下を計算しようとしましたが、地質調査業者に確認したところ、軽石層は圧密試験が出来ないとのことでした。本当に出来ないのでしょうか。また、出来ないとなれば軽石層の圧密沈下はどのように推定すればよいのでしょうか。ご教示願えれば幸いです。

平板載荷試験と変形係数について

現在平板載荷試験(多サイクル)を計画しております。
発注先からは、長期許容支持度は、既設ボーリング調査報告書より、
『孔内水平載荷試験における変形係数Eo=10.17kN/?と同等程度』
と指示されています。
実際、平板載荷試験を行う際に、どの程度の実荷重が必要なのかが
解りませんので、おわかりになる方が、いらっしゃいましたら、
ご指導のほど、お願い致します。